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■禿頭病と毛根との関係

禿頭病は、呼ばれ頭髪が抜け落ちてしまう病気です。毛が抜け落ちるものは脱毛症とも呼ばれますが、禿頭病は特に頭髪を指している言葉であり、いわゆる禿(はげ)になってしまう病気を指しています。 そもそも頭皮には10万から15万本の毛が生えており、これらが頭髪として形成されています。通常、身体に生えているあらゆる毛は、2年から6年のサイクルで生え変わっています。このサイクルは毛周期と呼ばれ成長期、退行期、休止期からなっています。成長期は文字通り毛が成長し続ける状態のことで退行期に入ると毛の成長が止まります。そして、自然と毛根ごと抜け落ちます。毛穴は休眠期を経て再び生えてくるのが一般的です。そのため頭髪の場合には通常は1日に50本から100本程度の毛が抜けるのは普通の生理現象と言えますが、この本数が100本を超えたり、毛穴は休眠期に入ったままで成長期に移行しないといった状況に陥ると、毛の再生サイクルが追いつかなくなり、次第に毛が少なくなり頭皮が目立つようになってきます。この状態がひどくなってくると禿頭病と呼ばれるものになります。禿頭病は部分的な禿から全体的な禿まで含まれます。 この禿頭病の原因は生理的なものから病気のものまで様々で、生理的なものであれば治療法が確立しています。いわゆる一部が脱毛してしまう円形脱毛症ではストレスが原因と考えられており、重度の場合にはステロイドを使って治療します。またAGAと呼ばれる男性型脱毛症は男性ホルモンが原因によるもので、また全体的に髪の毛が薄くなる女性特有のびまん性脱毛症は女性ホルモンが原因とされており、それぞれ対応した薬や処方されます。またホルモンバランスを正常化するための育毛剤やサプリメントなどもこれらの症状を和らげることができます。そのほかにもアレルギーが原因によるものや皮脂が過剰に分泌されるものまでさまざまですが、いずれにしても皮膚と毛周期の状態を正常にすることで髪の毛を再び生やすことができます。 一方で、これらの治療には時間が掛かり、また皮膚内部にある毛根細胞そのものが死んでしまうと効果がありません。一度、死んでしまった毛根細胞を復活させるのは難しいとされます。そのため、毛根を復活させる方法としては、他の場所から毛根を持ってくる移植が行われます。自毛の細胞を1本1本移植するため時間と費用が掛かりますが、抜本的に毛を生やすことができる治療方法となっています。

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